【AI分析・工数計測】10週間データで判明!我が家の「負荷の高い家事」TOP3と最適化戦略

【AI分析・工数計測】10週間データで判明!我が家の「負荷の高い家事」TOP3と最適化戦略

家事ログを取り始めて10週間分のデータがたまりました。
今回はその1〜10週までをまとめて可視化し,「自分の家事パターンはどんな特徴があるのか」を俯瞰してみる記事です。

今回使用するグラフは,①週ごとの総家事時間,②曜日別の平均家事時間,③家事項目別・合計時間の3つです。
違った視点からまだまだ作れそうですが,ひとまずこの3つで現状を整理してみます。


目次


1. 週ごとの総家事時間を比較してみました

まずは,1〜10週の週ごとの総家事時間を棒グラフでまとめました。

10週の平均は週あたり17〜18時間前後です。
少ない週は約10.5時間,多い週は25時間超えの週もあり,週によって家事負荷が大きく変動していることが分かります。

「今週しんどかった」という体感が,数字としてしっかり裏付けられているところが面白いポイントです。


2. 曜日ごとの平均家事時間を見てみました

次に,10週分のデータから曜日別の平均家事時間を算出しました。

結果は以下のとおりです。

  • 月〜金:ほぼ3.0〜3.5時間/日
  • 土:約2.5時間
  • 日:約2.6時間

平日は毎日3時間以上,じわっと負荷が続いていることが分かります。
特に水曜・木曜は3.5時間付近でピークになっており,「平日がしんどい」の正体は数字としても明確でした。

ミールキットや食洗機を導入しているとはいえ,平日の家事負荷は積み重なるタイプであることがはっきり見えてきます。

曜日別に見ることで, 「どの日を軽くしたいか」や「家事を詰め込む曜日を調整する」など,スケジュール改善の判断材料として使える点がメリットです。


3. 家事項目別の合計時間から見える「負荷の大きい家事」

最後に,10週間分のログを家事項目ごとに合計して円グラフで可視化しました。

3-1. 朝の準備に最も時間を使っています

時間の上位は以下のとおりです。

  • 朝の準備:約2250分(約38時間)
  • 昼の片付け+夜の準備:約1500分(約25時間)
  • 朝の食器洗い:約1070分(約18時間)
  • 洗濯物を干す:約980分(約16時間)
  • 洗濯物をたたむ+しまう:約610分(約10時間)
  • 夜の片付け:約610分(約10時間)

特に朝の準備は,弁当作りと朝ごはんの準備が重なっているため,もっとも時間を使う家事になっています。
忙しい朝に「作る系の家事」が集中していることで,全体の負荷が押し上げられていることが明確です。

3-2. 家事の半分以上は「食事関係」で占めています

10週分の項目を俯瞰すると, 家事全体のうち,半分以上が食事関連の家事(準備・片付け・洗い物)で占められていました。

これは,三度の食事に加え,朝食準備・弁当作成・片付けなど「毎日必ず発生する家事」の積み重ねが大部分を占めているためです。
逆にいえば,「食事まわり」をどう効率化するかが,家事全体の時短に直結することがはっきりしてきました。

また,洗濯に関しても「干す→たたむ→しまう」の流れで合計すると相当な時間になり,こちらも改善ポイントになります。


4. 10週間を振り返ってわかったことと今後の分析アイデア

4-1. 今回の3つのグラフから分かったこと

  • 週ごとの総家事時間:10時間台〜25時間超まで波が大きい
  • 曜日別の平均家事時間:平日は毎日3時間以上で負荷が高め
  • 家事項目別:家事の半分以上は「食事関係」。特に朝の準備が突出して重い

10週間分をまとめたことで,どの部分に一番負荷がかかっているのかがかなり明確になりました。
「なんとなく大変」ではなく,「この領域が重い」と数字で把握できるのは大きな収穫です。

4-2. 今後試してみたい分析の切り口

10週分のデータがそろったので,次のような別視点の分析も可能になりそうです。

  • 時間帯×曜日のヒートマップ化(朝・昼・夜の負荷を比較)
  • 食事・洗濯などのカテゴリ別集計で「ジャンルごとの負荷」を可視化
  • 時短アイテム導入前後の比較(ミールキット・食洗機の効果測定)

今回は基本の3グラフに絞りましたが,今後も「AI×家事」という視点で家事ログを楽しみながら分析していきたいと思います。

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